コクーの「企業文化をデザイン」する~6期テーマ”Blooming”にまつわる美術製作の裏側①~
こんにちは!
こちらのnoteへの登場は2回目、EXCEL女子事業本部所属の”たりちゃん”です。
さて突然ですが、これは何の写真でしょうか?
……2024年7月時点でコクー社員として在籍していた方々には簡単な問題ですね。
こちらは年に一回行われるコクー株式会社の全社会議「経営方針発表会議」の会場写真です。
もう一度言います。会議の会場写真です。
え、会議会場ってこんなんじゃないの?
わかります。私も入社前の会議会場のイメージはそれでした。
そして、コクーも5期までの「経営方針発表会議」には会場装飾というものはありませんでした。
なぜコクーの「経営方針発表会議」に会場装飾が加えられるようになったのか?
そして、いちEXCEL女子メンバーの私がなぜ会議運営にここまで力を注いだのか?
本記事では、「経営方針発表会議」の準備の始まりから、6期コクーテーマソング「Blooming」のMV撮影、そして本社のエントランス装飾と、コクー社の6期テーマ「Blooming」にまつわる美術製作の裏側を振り返っていきたいと思います。
「Tsuki-Ichi(ツキイチ)」運営ライフのスタート
コクーの文化の1つである「Tsuki-Ichi(ツキイチ)」とは、月に一度、各部門毎で業務報告や技術報告、連絡など様々なコンテンツを通してコミュニケーションをとり、交流する場(会議)のことです。
さらにTsuki-Ichiには「全社Tsuki-Ichi」と「部門Tsuki-Ichi」、そして「アメーバTsuki-Ichi」が存在し、月によって各組織単位でのTsuki-Ichiを行っております。毎年、期初の7月には全社会議「経営方針発表会議」がTsuki-Ichiの役割を担います/(詳しくは”なっちゃん”のnoteをどうぞ))
この中から、会場を借りて対面で行うTsuki-Ichiに関してはCPO(カルチャー推進室 / Culture Promotion Office)が運営を担い、さらにCPO以外の有志メンバーも募り、準備から当日の運営、撤収までを行います。
…と、今でこそ明確に「Tsuki-Ichi」についてお話できるようになりましたが、昨年2023年7月の5期「経営方針発表会議」時の私はまだ入社2か月が経った頃で、右も左も、Excelもスプレッドシートもわからぬ若輩者でございました。(そこはわかれよ、と今でこそ言えますが、この時は本当に”ド”のつく未経験で入社しているため、仕方ない)
私が昨年の社歌プロジェクトにて衣裳製作を担当していたことから、同じ社歌プロジェクト所属でTsuki-Ichiの統括を行っているCPOの”駿太さん”より、2024年1月の「全社Tsuki-Ichi」前に、「お正月だし、和というテーマもあり、司会者に着物を着せたい」と振袖の着付けの依頼が入りました。
元々前職では衣裳製作に加えて洋装・和装の着付けも行っていたので、是非とも!と二つ返事でOKを出しました。
この経験が、私がTsuki-IchI運営メンバーとして運営に関わる原点となりました。
▼以前執筆した「社歌プロジェクト」に関する”長編エッセイ”はこちら
「6期社歌プロジェクト」始動
「Tsuki-Ichi」の運営に携わっているCPOメンバーの中には、社歌プロジェクトを兼任しているメンバーもいたため、1月のTsuki-Ichi運営時にコクーのテーマソングを製作する「社歌プロジェクト」の話も自然と出てきました。
今まではNIKKEI社歌コンテスト(10月頃)の応募に間に合うように準備をしていましたが、5期よりコクーの期毎のテーマと連動した楽曲を製作することになり、6期は7月に開催される「経営方針発表会議」のオープニングで発表しよう!ということが決定。
ただ従来より納期が3か月も前倒しになるため、いつも通りのスケジュール感では到底間に合わないことから、まだ5期下期も始まったばかりの、2024年2月より社歌プロジェクトが始動する運びとなりました。
「衣裳班」は、範囲をさらに拡げ「美術班」へ
社歌のMVコンセプトの考案、楽曲製作が始まる中、5期の社歌プロジェクトで初登場のセクション「衣裳班」は「美術班」として始動することとなりました。
今回なぜ「美術班」となったのか?
それはテーマ「Blooming」を鑑みた時に、
・物理的なお花必須
・衣裳含め、視覚的な部分はトータルで雰囲気をまとめたい
という意見から、美術(大道具・小道具)・衣裳・メイク、全てを包括して見る役割を担う形が進行上適しているだろうという背景からです。
私自身については昨年の衣裳班の時と同様、今回もリーダーを務める運びとなりました。
ちなみに、私はあくまで”衣裳に関しては”プロとして対価をいただいて仕事をした経験がありますが、(舞台)美術については多少の知見はあるものの、「経験者なので全然大丈夫です!どんな無理難題も全然オッケー!!!」という状態ではありませんでした。
それでも今回美術をやってみよう、と思ったのは、「ほんのわずかでも”いけそう”と思ったら、未経験でもチャレンジしてきた」というジブン史の実績からでした。
理念共感型採用で未経験者を積極的に採用しているコクーに入社した際もそうでしたが、実は前職に新卒で入社した際も、大学で勉強した内容は一ミリもかぶる部分はありませんでした。ただなぜか前職入社時もコクー入社時も「できる気しかしない」という思いだけはチョモランマ級でした。
なぜなのか。
それは前述のいずれの時も、自分が大事にしたい価値観が、”できること”よりも前にあったからだと思います。
私の大事にしている価値観はいくつかあるのですが、その中に「挑戦」というキーワードがあります。いつだってチャレンジしていたい。なので、そこがまず大事にできていたことで、スキルの有無にかかわらず「(チャレンジすることが許される環境なのであれば)なんだかできる気しかしない」という思いに至り、物事の達成に向けてやりぬくことができたのだと思います。
(挑戦しっぱなしで成果を出さずに終わりでは元も子もないので、そこに関しては私の他の価値観である「自立」「情熱」が達成に向けて助太刀してくれている)
振り返るとよくやったな?という気持ちもなくはないのですが、何かをやり抜くのに大事なことは、スキル以上に「自分の価値観が反映されている」こと、そしてその上で「できるぞ!」という自己効力感・自己可能感を持つことができることだと、ここ最近自己分析を行っていく上で、自信を持って言えるようになってきました。
あれ?美術製作の裏側を語るはずだったのに私の裏側だけ語って終わってしまう……次は(次こそは)「経営方針発表会議」の装飾についてお話します!
▼コクーの「企業文化をデザイン」する~6期テーマ”Blooming”にまつわる美術製作の裏側②~はこちら!
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