コクーの「企業文化をデザイン」する~6期テーマ”Blooming”にまつわる美術製作の裏側②~
こんにちは!EXCEL女子事業本部所属の”たりちゃん”です。
さて、前回に続き美術製作の裏側について語ります!
▼前回の記事はこちら
「経営方針発表会議」の会場装飾も担当することに
さて、見出しにもある通り、また、今まで申し上げてきた通り、社歌プロジェクトの美術周りの話が先に出ており、「経営方針発表会議」の会場装飾を行うことについては後から決まりました。(個人的には5期下期スタート時点ではまさか「経営方針発表会議」の美術まで担当するとは思ってもいませんでした。)
「社歌の美術と経営方針の美術、同じ雰囲気であるべきだよね」、という話が出て、自然と社歌プロジェクトの美術班が「経営方針発表会議」の美術も担当することになった形です。
ちなみに、その方針が決まったのが5期ラストクォーターが始まった4月。
7月の「経営方針発表会議」まで三か月…この文章内のどのタイミングでも声を大にして言いたいのですが、ほぼ全関係者のメイン業務はこちらではなく、EXCEL女子としての客先業務および各人が所属しているアメーバにおけるアメーバ活動があり、そちらをこなしながらの「経営方針発表会議」の運営業務である。それでもやり遂げるために力や知恵を貸してくれる人がコクーにはたくさんいるのです……どうかしてるぜ。(褒めてる)
試行錯誤しながらの美術製作
とはいえ、正直何から手をつけよう……?と、少々途方に暮れていた時間もありました。
衣裳は人が着るものなので人の大きさを想定すれば良いですが、会場はキャパシティ700人の大ホール「品川インターシティホール」。
予算とホールの図面をにらめっこしながら、デザインを考える日々が過ぎておりました。
もはや何もしていない時は常に”Now Loading”状態で45°の視線を保ちながら日々過ごしていたところ、駿太さんからとある連絡が来ました。
「スペシャルゲスト、顧問:澤 円氏・社外取締役:森本 千賀子氏・顧問:経沢 香保子氏 参戦。
しょっぱいもの作れん。」
しょっぱいものを作るつもりは微塵もなかったものの、これによりギアが一つ上がった気がします。
ななめ45°を見つめてぼやぼやしている場合ではないと思った私は、改めて用意する美術を考える上で大事なことを整理しました。
①700人の会場にて視覚的に訴えられる色使い、サイズ感
②社歌MV撮影時のセットに転用可能なものの製作
③属人化せずに会場の仕込みができる準備工程の考案
その上で総監督である駿太さんに、ここは大事にしたい、実現したい、という部分を細かくヒアリングしていき、先ほど整理した①~③のポイントを念頭に置きながら、、4月中にデザインを描き終え、試作を含む製作を5月から開始しました。
大変だったこと
時間も予算も限られている中、特に私たちを困らせたのは、「場所がないこと」でした。
・製作場所がない
・保管場所がない
既に記述した通り、収容人数700名のホール、高さ10m程の美術を製作しているわけですから、それなりの尺を取ることは想像に難くないでしょう。
家での製作時は廊下を使用し、本社に出社した際は一番大きな会議室の隅を借りて作業に当たりました。
保管については本社スペースを少々借りつつ、美術班や運営メンバーで増えたら少しずつ移動することで体積を分散させ、本番に向けて準備を進めていきました。
迎えた経営方針発表会議当日
13:00本編開始の中、運営メンバーは早朝7:00に会場入り…!
「7:00だし、まだ涼しいっしょ」と会場に向かうために外に出たら、もう既に猛暑。
7月の東京の外気温を完全になめていました。
既に車で運搬された荷物を室内に入れるだけで、もう汗だく……個人的には熱中症とかになる人がいなくて本当によかったと、みんなが健康に怪我無く終えることができたことを今更ながら感心しています。
話が逸れましたが、準備開始から開場までは5時間半、汗だくに不快感を感じている暇はありません。
リハーサルが開始する前にバトン(幕や大道具類を吊るすための設備)に吊り物を吊り、その後はステージ装飾・ホール入口・エントランス準備を各セクションに分かれて協力して進めていきました。
序盤は順調かと思いきや、途中からそれぞれ持ち場が分かれたことで指示を飛ばすのが難しくなり(ステージからエントランスまで遠すぎる……さすが700人収容のホールである)、開場30分前にホール入口が完成していなかった時はかなりヒヤヒヤしました。それでもなんとか5分前には開場できる状態になり、エントランスオープン。
美術班は会議中も撤収作業および転換作業などで常に裏にスタンバイしておりましたが、会議本編・懇親会と順調に終了し、その後の撤収作業も、想定よりも大分早く終わらせることができました。
ちなみにここに至るまで(そしてその後も)、かなり多くの関係者が準備に携わってくれておりますのでメンバーを紹介させてください。
■試作~製作(+当日準備・撤収/社歌MV撮影準備も)を担った美術班
・おじい
ジャイアントフラワー、略してGFを量産。園芸用のパイプを切断し(超力仕事)、花部分をひたすら束ねる。”おじい”がいなければきっとあの美術の華やかさは生まれていなかった。本当に感謝しています。
・せりーぬ
昨年から引き続き参加。GFの製作作業をお手伝いしてくれました!
また、後述する社歌MV撮影で使用したスカートに使用した大量のフリル製作も担当してくれております。
・アンジー
今回初参加のアンジー。エントランスの布裁断およびホワイエに飾られていた5期ゾーンを担当。
後述のMV撮影では出演者へのヘアメイクについて、考案から当日のメイク室設営・撤収まで全て担当してくれました……!
■当日準備メンバー
・さくちゃん
社歌プロジェクトメンバー。当日はムービー班の仕事もある中での参加…!
・くららさん
同じく社歌プロジェクトメンバー。昨年の社歌ボーカルで、今期からEXCEL女子を束ねる頼れるマネジメントメンバーの一人。
・はるちゃん
初めましてな中で、「動けるよ」という噂を聞きスカウト。(採用ブログにも登場)はるちゃんなしではあんなに早く撤収は終わらなかったです……
・ちゃんみーさん
社歌プロジェクトメンバー。直前のお願いにも関わらず、快くお手伝いをしていただきました…!
※今更ながら気づいたけど、上記全員EXCEL女子!
その他、CPOメンバーや懇親会の準備で裏側に入っていたイベント班の方々、役員の皆様まで、本当に色々な方々が準備に手を貸してくださいました。この日一日を大きなトラブルなく無事に終わらせることができたのは、皆様の圧倒的当事者意識の賜物だと感じております。この場を借りて改めてお礼申し上げます。ありがとうございました…!
ここまでは「経営方針発表会議」の製作の裏側でした!
次回は社歌のMV制作および本社エントランス装飾についてお話します!
▼「コクーの「企業文化をデザイン」する~6期テーマ”Blooming”にまつわる美術製作の裏側③~はこちら!
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