【NIKKEI社歌コンテスト2024】在籍年数なんて関係ない!社歌プロジェクトに入ったら、全員が社歌を作るプロフェッショナル。<後編>
―一等賞を取るには二つ方法がある。
お尻を出すか、がむしゃらに頑張るか。ー
(R○LAND風にどうぞ)
前編は読んでいただけたでしょうか??
後編も引き続き、たりちゃんががむしゃらに語っていきます!!
前編は衣裳製作が始まるまでのところだったので、後編は実際の衣裳製作や撮影についてお話していきます◎
【前編】はこちらをご覧ください▼
衣裳製作から撮影までのこだわり
「プロジェクト」の「衣裳」という以上、時間にも予算にも限りがある。その中でどれだけ良い物が作れるかが衣裳班としての腕の見せ所……!限られたものの中でベストな作品を作るべく、こだわりを持って準備に当たりました。
こだわり①:製作前のアウトプット
(前編にて既にダンサーのデザイン画が出ておりますが)どんなに時間がなくても、ラフ画レベルでのデザイン画を提出し、全体へのイメージの共有をしました。これは自分自身の中でのイメージの整理としてもとても有効なものです。頭の中ではなんとなくイメージできてても実際にデザインに起こしてみたら何か違うぞ?の違和感に気づくことができたりします。
(絵に関しては勉強したわけではなく自己流なため、いつか社内組織「デザイン班」の門を叩いて教えを請いにいきたい!と図っています)
ラフ画にもらった修正案はすぐに反映させます。
実物はこのようになりました!
ヒラヒラ部分は以下のパーツを繋ぎ合わせてひたすら巻きロックという端処理をほどこします。
製作後でも迷うものは対案を製作(チョーカーについてるリボンの大きさ。)
こだわり②:「本人に合っている」はデザインと同じくらい物理的なサイズが合っているかが大事
たとえ本人に似合うテイストの衣裳だったとしても、サイズ感が合ってないと結構な違和感を見る側に与えます。
ファッションに精通している人であれば「ああ、サイズ感が微妙なんだな」と、原因が衣裳だと気づくことができますが、そうでない人にとっては「何かビミョーだな」と原因究明まで至らず、MV全体の印象を落とすことになりかねません。
そんなわけで、一から製作しているものに関しては、縫いしろを多めに取ったり、表地と裏地を1枚仕立てにして、サイズを直しやすいように作ってあります。(本来裏地を持つ服は表地と裏地は別仕立てになっており、縫いしろが肌側に出ないようになっている)既製品でも一旦分解して、布を足したりしました。
ダンスリハで実際に出演者に衣裳を着て動いてもらい、必要に応じて、丈や縫いしろを操作しています。
今回ダンサーは裸足だったため、裸足の状態で床に着くように丈を合わせました。
こだわり③:動きを意識した修正
サイズ以外にも、実際の動きをみて修正したものがありました。
こちらはただ首に巻いてあるだけなのですが、動きによって長さが変わったり首が締まってきてしまうため、巻いている風の仕掛けを施すことにしました。
”ふーちんさん”の手首飾りは、リハ時に垂れている布が根元から自然に動かなかったため、根元部分を丸カンに変更し、自然な動きができるようにしました。
是非実際の動画で注目してみてください!
こだわり④:今後を見据えた製作と管理
衣裳を作って終わり、買って終わり、ではなく、今後また何かの形で使うことができるように、丁寧な管理を心がけました。
管理場所が大変ではあるものの、使えるリソースがあるほど、今後衣裳を用意する際の選択肢の幅が広がります。あの時のこのアイテム、とわかるように全アイテムにタグを付け、それぞれの詳細をスプレッドシートにて管理しました。
こだわり⑤:作るだけじゃない、撮影現場も全力で
今回、撮影現場にも同行し、衣裳周りの色々なことを行いました。
以下が衣裳班として行った仕事です。
”おばっち”不在、”せりーぬさん”は出演者だったため、若干の不安の中ソロ活動で対応したのですが、ダンサーの撮影時は私が下手側にいたのに対し、ディレクターメンバーの”サリィさん”が上手の様子を見てくださったりと、とても助けられました。
MV完成、そしてTsuki-Ichiでの発表
撮影が終了し、MVも無事完成。日経社歌コンテストへの応募も完了、全社Tsuki-Ichiでのお披露目を控えた10月13日。
編集での意見出し等で既に映像を何回も観ていたものの、会場の大画面で観ることのできるワクワク感、どんな感想が飛んでくるかのドキドキ感、色んな感情が混ざってフワフワしながら市ヶ谷の会場に向かいました。
私の体重があと5kg軽かったら、千代田区の夜空に飛び上がっていたかもしれません。
会場が暗くなり、MV再生。
良いものを作るという思いを込めながらプロジェクトに当たっていたので自信は持っていたものの、それでもソワソワしながら映像を見つめていました。
映像が終わった瞬間、会場が拍手で包まれたあと、LINE WORKSにアメーバ長から
「たりちゃ~~~~ん!社歌とっても素敵です🌱✨制作、おつかれさまでした~~!」
と来た瞬間に感じた安堵は今でも忘れません。
その後の懇親会やTUNAGでの投稿に対する反応など、あらゆる場面で衣裳および衣裳班に対して大きな反響をいただきました。「衣裳良かったよ!」「あれ作ってたの!?」などの嬉しい言葉に、本当に本当に感謝でいっぱいです。
この場で改めて、衣裳班を代表して感謝します。ありがとうございました!
衣裳班のこれから
いかがでしたでしょうか。この投稿を読んだ上でもう一度MVを観たら、新たな発見があるかもしれません。
そしてさらに、現在応募中の「日経社歌コンテスト」の一般投票に投票するという形で反応いただけたら、私だけではなく衣裳班・社歌プロジェクトメンバー一同とても嬉しいです。
投票は以下ページから「コクー」と検索→「投票する」をタップorクリック
来年以降も社歌プロジェクトは続いていく予定です。
コクーに入社したばかりの人もそうでない人も、まだコクーに入社していないけど入社が決まっている人や入社を考えていてこのnoteを読んでいる人も、社歌製作を通してコクーを一緒に盛り上げていきませんか??
さてここで今回の投稿のタイトルをもう一度。
「在籍年数なんて関係ない!社歌プロジェクトに入ったら、全員が社歌を作るプロフェッショナル。」
これは、
「在籍年数なんて関係ない!社歌プロジェクトに入ったら、全員が”コクーの”社歌を作るプロフェッショナル。」
ということで、つまり
「在籍年数なんて関係ない!全員がコクーを作るプロフェッショナル。」
ということだとこの社歌製作の期間を過ごして私は感じました。
EXCEL女子、デジタルマーケティング、ITインフラ、RPA、人財開発、etc.……どの部署の人たちも、未経験入社でもそうでなくても、全員が高い意識を持って業務に当たっていることを日々感じます。
そして業務に加えて、社歌プロジェクトをはじめとする社内活動も、それぞれが全力で物事に当たっている。
顧客先で活躍することでコクーを高めていくことと同様、コクーでの文化作りはイコール、「コクーを作ること」だと考えています。
社歌プロジェクト・衣裳班は、プロジェクト内部で今回初めて出来た存在です。今後も続く存在になれたらいいなと、密かに思っています。
今回のMVを観て衣裳に興味を持ってくださった方、仲間に加わりたいと思った方、前職でミシンの使用経験や衣裳製作の経験がある方、いつでもいらしてください。
興味はあるけど何ができるかわからない…勿論大歓迎です。
そんな時は衣裳班のタスク管理や資料作りなど、是非普段の業務分野での力を貸してください。(そして前述の通り、撮影現場での補助など実はやることは多岐に渡っています。細かい作業が得意な方も体力自慢の方もウェルカム)
メンバ―一同、ハートを轟轟と燃やして待ってます!
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