圧倒的当事者意識で挑む!デジタルマーケティング事業本部の今と未来
はじめまして。9月より広報グループに異動しました森田です。
今回、広報活動の第一歩として、私の古巣でもあるデジタルマーケティング事業本部の本部長・小室さんにインタビューを行いました。
事業部が直面する課題や進化するマーケティング業界への戦略、教育プログラムのブラッシュアップ、新体制での組織改革など、未来への展望についてお話をお聞きしました。
協業の重要性と評価
森田:デジタルマーケティング事業本部では、さまざまな協業が始まっていますね。たとえば、プロ契約のマッチング事業「キャリーミー」を展開する株式会社Piece to Peaceとの業務提携から生まれた新サービス「デジタック」では、「キャリーミー」のプロフェッショナル人材がマーケティング戦略の上流工程を担い、当社のDX人財「デジマ女子」が企業に常駐して施策を実行することで、企業のマーケティング活動を包括的にサポートしています。
また、メールマーケティングにおける課題解決に特化した「Cuenoteコンシェルジュ」「メルサポ」「デジサポ」のサービスもユミルリンク株式会社との業務提携によりスタートしました。こうした新たな取り組みへの反響はいかがですか?
▼各サービスに関するプレスリリースはこちら
小室さん:おかげさまで、協業についてはお客様から高い評価をいただいてます。特にデジタルマーケティング事業本部が提供する「デジマ女子」の2つの強みが高く評価されています。1つ目は「デジマ女子」のコミュニケーション能力や対応力の高さ、2つ目はフリーランサーとは異なる「伴走型支援」の強みです。
デジマ女子には前職で接客業を経験しているメンバーが多く、その約6割以上が元々接客業に従事していたメンバー。こうした経験が、傾聴力、臨機応変な対応力、そして細やかな気配りといった、対人スキルの高さに繋がっています。また、接客業を通じて身につけた「相手の立場に立つ力」が自然に発揮できるため、お客様に対する細やかなサポートが好評をいただいています。
さらに、デジマ女子はコクーが大切にしている価値観である「圧倒的な当事者意識」を持ち、「伴走型支援」で本質的な課題に着目したサービスを提供できることが特長です。例えば、単なる施策実行にとどまらず、お客様の企業文化に合わせた柔軟なコミュニケーションを取り、組織に溶け込む形で事業成長を支援していきます。こうした対応力と寄り添い力が、協業先やお客様から高く評価されています。
森田: 私ももともとデジタルマーケティング事業部にいましたが、お客様先からメンバーが「〇〇さんにお願いしたい」「〇〇さんのような人を求めています。」といったバイネームで高評価をいただいているというお話をよく耳にしていました。さすがデジマ女子ですね。
協業の拡大
森田:今後も協業を拡大していく動きがありますが、その理由や目的について詳しく教えてください。
小室さん:協業の拡大は、デジマ女子とお客様の双方に多くのメリットをもたらすと考えています。デジマ女子にとっては、複数のお客様と接することでカスタマーサクセスの視点で課題解決能力を養うことができます。お客様からのデータやファクトを分析し、次のアクションを考える力が身につくため、実践的な学びが増えると考えています。
さらに、デジタルマーケティング事業本部はほぼ女性100%の組織であり、ライフステージの変化にも対応できる体制を整えています。協業先が増えることで案件の選択肢が多くなり、リモートや時短など柔軟な働き方が可能となる点も、協業を進める理由の一つです。
教育プログラムのブラッシュアップ
森田:協業だけでなく、未経験者への「教育プログラム」もブラッシュアップしていると聞きました。その意図はどこにあるのでしょうか?
小室さん:デジタルマーケティングの技術は急速に進化しており、現状維持では業界に取り残されてしまいます。
そのため定期的な教育プログラムのブラッシュアップは欠かせません。現在は、未経験者でも安心して現場で活躍できるよう、カリキュラムの見直しを進めています。
森田:教育のブラッシュアップで期待される成果はどのようなものでしょうか?
小室さん:教育プログラムのブラッシュアップにより、配属されたデジマ女子が基礎を学びながら、今後のキャリアの方向性を自ら選べるようになることを期待しています。また、プログラムを通して基礎知識を得たことで、配属先でも安心感と自信を持って業務に取り組めるようになり、自己成長を促進できることが目標です。デジタルマーケティングの幅広い知識を、研修で身につけられるのは、デジマ女子としての大きな強みでもあります。
変化する組織、広がる可能性
森田:今期からデジタルマーケティング事業本部の体制が変更されたと伺いましたが、その背景と狙いについて教えてください。
小室さん:従来は「1G(グループ)」から「7G(グループ)」までのアメーバ組織で運営されていましたが、今年度からは「1課」と「2課」に再編し、組織としての連携力を強化しました。これまでは各アメーバがそれぞれ「広告運用」「MA」「WEB」など独自の専門分野を持って運営していましたが、「1課」と「2課」の2つの大きなチームに集約することで、知識やノウハウの共有がスムーズになり、他のアメーバメンバーともより密接に刺激し合える環境が整いました。それにより、これまでは自分の担当領域に限られていた考え方が、より広い視野で物事を捉えられるようになり、組織全体での成長意識が強くなっています。
森田:この新体制によって、どのような変化が生まれているのでしょうか?
小室さん:以前はアメーバごとに業務を進めていたため、活動範囲がどうしても限定的でした。しかし、新体制では部門間での情報共有が進み、例えば営業や人事部門と協力して市場分析を行うなど、より戦略的に動けるようになっています。これにより、マーケティングだけでなく、組織全体として今後の成長を見据えた施策を考えやすくなりました。
森田:他部門との連携についてのお話ですが、11月には「デジマ未来会」が開催されたと聞きました。これはどういったものだったのでしょうか?
小室さん:「デジマ未来会」は、デジタルマーケティング事業本部のメンバーが自発的に提案したアイデアから生まれました。『デジマの今後の未来について皆で考える機会が必要だ』という意見がきっかけで、メンバー自身がアジェンダを立案し、経営層や営業部門、マーケティング部門のメンバーを集めて開催されました。実際にその日のファシリテーターもメンバーが務め、全ての運営を自ら行いました。これは、デジタルマーケティング事業部のメンバーが『自分たちでこの事業部を作り上げていく』というコクーの行動指針「圧倒的な当事者意識」を体現する素晴らしい取り組みだと思います。私自身もその姿勢に感銘を受けました。
終わりに
森田:最後に、デジタルマーケティング事業や「デジマ女子」の今後の展開や目標を教えてください。
小室さん:「デジマ未来会」でも出た話になるのですが、デジタルマーケティング業界は、今後も成長を続けることが予想されており、生成AIの活用やデータの重要性が増してきています。私たちは、AIを筆頭とした、これらの最新技術を駆使し、実務を通じて得た知識やノウハウを最大限活用しながら、中小企業や地方企業にも広がるデジタル化の波を共に乗り越えて行きたいと考えています。
業界全体の大きな変化をチャンスと捉え、さらなる革新と成長を目指していいきましょう!
編集後記
デジタルマーケティング事業本部は、変化の激しい業界の中で成長を続けています。今回のインタビューを通じて、協業の拡大や教育プログラムの強化、新体制による組織の進化など、様々な取り組みが行われていることが分かりました。
また、事業部のメンバー一人ひとりがコクーの行動指針である「圧倒的当事者意識」をもって日々取り組んでいることに、私も小室さん同様に感銘を受けました。これからのデジタルマーケティング事業部の展開に、期待が膨らむばかりです。
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